知足と欲望 ─ 満足のその先
- Sary

- 8月25日
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「知足」足るを知る。
ヨガを含む古代インド思想に遡り、
仏教や道教を通じて私たちの文化にも浸透する思想。
ヨーガ八支則のニヤマ(勧戒)にある
サントーシャ(満ち足りる心)は、
“今あるものに感謝し、ありのままを受け入れる”
豊かな心を育む教え。
ヨーガの教えに心を奪われて以降、
“もっともっと”と欲するより
“今、満ち足りている”
と感じることで生きやすくなった。
物質主義や競争社会で傷ついていた私を
救ってくれた教えのひとつ。
──でも最近、気づいた。
「禁欲こそが美徳」と思い込み、
望むこと自体にブレーキをかけていたことに。
現状に満足することは大事。
でも、
成長やより良い状態を望むことも
人間に許された喜びであり、活力なんだって。
その両方があってこそ、
人生は豊かになるのかもしれない。












